中国の5月の連休は「労働節」で働く人のための祝日ですが、日本では3日の「憲法記念日」と5日の「こどもの日」、そして、4日を「みどりの日」、6日は振り替え休日とする4連休となっています。この期間はゴールデンウィークとして行楽地は日本も中国も賑わいますし、少し長めのお休みなので、家族でゆっくりしたりどこかに出かけて楽しんだりできる良い機会ですが、同時に「憲法記念日の意義」をじっくり考えてほしい休日でもあります。日本ではこの日にちなんで5月を憲法月間として憲法の精神や人権について考え、社会全体で様々な取組が行われています。 「日本国憲法」では、その三原則のひとつに「基本的人権の尊重」を掲げ、誰もが人間らしく生きる権利を保障しています。人は誰もが自分の生き方を持っています。生まれや、生い立ち等、自分では決められない事柄も含めて、さまざまな違いが一人ひとりの個性をつくっています。人権を尊重することとは、その個性が社会の中で生かされ、一人ひとりが輝いて生きること。しかし現実には、国籍や民族、言語、性別、あるいは、出身や習慣、障害の有無といった違いが、差別や偏見の原因となったり、異質なものとして排除する理由になっていたりすることはないでしょうか。偶然にも中国という異国で生活する貴重な体験をこのような視点で見つめられる絶好の機会として、ご家族で話し合ってほしいと思います。
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